保冷剤はその名のとおり冷気を保つためのもので、冷凍庫に入れカチカチになった状態で利用されます。
カチカチになってしまえば皆同じに見えますが、実は保冷剤の表面温度によりいくつかの種類があります。

お菓子などを購入した際についてくる保冷剤は、表面温度が0℃で維持されるタイプで持ち歩きの時間に併せ
使用する個数を増減しています。

これに対し冷凍品では常に0℃以下を保つ必要がありますので、表面温度がー16℃~ー18℃の保冷剤が使われます。
0℃を保つためにー16℃以下とはずいぶん低いと思われますが、保冷する商品は通常保冷バックに入れますので、保冷バック内部の空間温度は保冷剤の表面温度よりはずっと高くなります。

表面温度がー16℃~ー18℃の保冷剤については「メカクール」や「フリーザーアイス」などの製品がありますが、
0℃タイプのものより高いです。

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