保冷ボックス用の保冷剤は凍結しないと機能を発揮できません。

通常の家庭では冷蔵庫の冷凍室で凍結させますが、冷凍室の温度はせいぜい-20℃程度です。
保冷剤は設定温度帯より4~5℃くらい低くないと凍結しないため、通常温度帯の保冷剤は問題ありませんが、
-16~-18℃タイプの保冷剤はなかなか凍結しません。

凍結させるためには冷凍室の底面に置き、冷凍室の扉の開閉を少なくし、長時間(2日程度)入れておくことが
必要です。

-25℃タイプの保冷剤はー30℃以下を保てる専用の超冷凍庫が必要なので、ほとんどが業務用で使われます。

保冷剤メーカーでは容器にラベルを貼ったり、保冷液に着色して保冷剤の対応温度帯が判別できるよう工夫しています。

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左側が-16℃タイプ、右側が-25℃タイプ
-25℃タイプは業務用なのでラベルを貼っていません。

温度帯が判るように溶液の色が異なります。